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2009年度日本人選手の見解-優秀な日本人3選手の2009年シーズンを振り返って

4月~6月にかけて松坂大輔投手は、右打者に対して被安打率.444、うち被本塁打4本を許していましたが、長期の故障者リストから復帰後は、 まったく違った価値を備えた投球を見せました。 2009年シーズン最後の4登板において、対右打者の被安打率は.080、進塁打0でした。  肩の故障から立ち直ったことが、結果的にはより良いムーブメントを彼の投球に与えました。  シーズン序盤には、対右打者のWH率が17%だったのに対して、復帰後は速球のストライクを芯で捉えられたのはわずか6%でした。

イチロー選手の打率が、昨年の.310から今年の.352へ向上した理由のひとつは、打者有利なカウントにおいて、 今年は積極的であったことが挙げられます。 打者が有利とされるカウント(0-1、0-2、0-3、1-1、1-2、1-3)で、 イチロー選手はストライクゾーン外の投球に対して25%打ちにいっています(昨年は15%)。  バットを振ることで四球は51から32へ減りましたが、積極的な姿勢から打率は.348から.422へ上がっています。  四球を減らし、さらなる安打量産がイチロー選手の出塁率も.386へと押し上げたことになります。 昨年の出塁率は.361でした。

松井秀喜選手の2ストライクにおける本塁打数は、昨年は1本でしたが今年は13本も叩いています。 昨年の対戦相手チームの投手は、 内角低めのコースで松井選手を打ち取っていました。 ヤンキースの指名打者として、 2ストライク後の低目の投球に対しWH率を昨年の.074から今シーズンは.152へ向上を見せていました。  今年の松井選手は、ストライクゾーン低目の投球に対して8本塁打(昨年は0)を放っており、その場面における三振率は30%(昨年は40%) でした。

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